骨粗しょう症
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■ 骨粗しょう症とは
骨粗しょう症とは、骨がスカスカでもろくなり、歩くのもままならず、自分の体重も十分に支えられなくなった状態をいいます。骨粗しょう症はカルシウム不足から骨の密度が減少し、骨がスカスカになり折れやすくなる病気の事です。昔は50代以上の方に見られる病気でしたが、現在は無理なダイエットなどで若年化が進んでおり、その予備軍を入れると全国で1000万人とも言われています。
骨粗しょう症の症状としては、慢性の痛み(安静時でも痛む、寝返り時の痛み、不快感、前屈時痛、歩行時の痛み、起坐位時の痛み)や骨折が起こります。また、腹部膨満による食欲減退や食べたものが喉につかえるなど、胸焼け、長距離歩行が困難、急に起き上がれない、上を向いて安眠できない、身長低下などの症状も見られます。
以前は骨粗しょう症は発病すると治療が困難でしたが、現在では、食事療法、運動療法、薬剤の進歩により治療が可能になりました。また、骨粗しょう症予備軍においては、早期に発見し、普段の生活を健康度の高いものに変えることで進行を防ぐことができます。

上の写真のように左が健康な骨。密度が濃いのがわかります。
右は骨粗しょう症の骨です。スカスカで衝撃により壊れてしまいそうです。
■ 骨粗しょう日本にどのくらい患者がいるの?
骨粗しょう症患者は、現在の日本人の中におよそ500万人以上もいらっしゃるそうです。また、その中でも骨粗しょう症は女性に多く、年齢別に比べてみると、50代は21%、60代は48%、70代は67%、80代は84%と、かなり高い確立で骨粗しょう症が起きているというのは驚きです。もう他人事ではありませんよね。
■ 骨粗しょうで骨折しやすくなる骨はどこ?
骨粗しょう症になると、全身のあらゆる骨が骨折しやすくなりますが、多いのが、大腿骨頸部、脊椎、橈骨遠位端、上腕骨頸部、肋骨など。そのなかでも負担のかかりやすい脊椎(背中にある縦長の骨=背骨)や大腿骨頸部(太ももにある太くて大きな骨の足の付け根)の骨折がもっとも発生しやすくなります。健康ならばめったに折れることのない丈夫なはずの骨です。
特に全身を支える大切なこの部分の骨の骨折は、歩行の障害を引き起こし、「寝たきり」の大きな原因になってしまいます。現在日本に何十万人もいる(100万人近くいるとされている)といわれている「寝たきり」の原因のの大半をしめるのが、骨粗しょう症が原因の骨折だそうです。高齢者の方でよく見られる事として、背中が曲がっていたり、足が曲がっていたり、このような原因の多くとして骨粗しょう症が考えられます。
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